1986-04-24 第104回国会 参議院 補助金等に関する特別委員会 第6号
昭和二十一年の旧生活保護法制定当時、これは戦争被害者が多くて日本全体が絶対的な窮乏、地方財政は特にあってなきがごとしと、このような状態にあって一定の給付水準、行政水準を確保するためには高率の国庫負担を行う必要があった。だから、戦前の救護法時代は、御案内のとおり国の負担が二分の一とされておりましたが、終戦直後の一時期はしたがって全額国庫負担と、こういうことであります。
昭和二十一年の旧生活保護法制定当時、これは戦争被害者が多くて日本全体が絶対的な窮乏、地方財政は特にあってなきがごとしと、このような状態にあって一定の給付水準、行政水準を確保するためには高率の国庫負担を行う必要があった。だから、戦前の救護法時代は、御案内のとおり国の負担が二分の一とされておりましたが、終戦直後の一時期はしたがって全額国庫負担と、こういうことであります。
三番目といたしまして、このような状況下において一定の給付水準、行政水準を確保するためには、高率の国庫負担を行う必要があった。
その場合、政府といたしましては、財政水準、行政水準はそれにもかかわらず維持してまいることがこの危機を突破する場合は望ましいという選択をいたしまして、中央、地方は、歳出はともかくいま約束いたしました歳出計画はそのまま遂行していたこと、歳入の方は、当面公債の増発を国会にお願いするということでまいったわけでございます。
過密状態あるいは過疎化の問題にいたしましても、もう消防の維持管理すら十分できないというような山村が出てきてしまっておるというようなことを考えますと、私は、何といっても、いわゆる生産と生活の場を魅力のあるものに形成するということが私は都市いや国土開発の基本的な姿勢、建設行政の優先する仕事であると、こういうようなことを考えておるような次第でありますので、私は、さきに申しましたごとく、生活水準、財政水準、行政水準
要は、沖繩の本土復帰に備えまして、現在ある沖繩の水準——行政水準の低いのを一体化施策を通じて本土と同じようにしたい、これが基本でございます。それを三年でやりたい。
たまたま向こうへ出かけて、そして帰ってきて、同じような地方水準、行政水準のものと比べてみて、これらの点でたいへん見劣りがする、こういうことを言われておりますので、こういうことはひとつ力をかすべきじゃないか、かように私は申しておる。これだけを取り上げて、基地反対闘争に備えるのだ、それはたいへん先ばしった御議論のように私は思います。むしろ、もっと警察本来の職務を達するそのために必要なことじゃないか。
これでは今の経済のいわゆる大企業二重構造という問題で、そうでなくても大きな都市がどんどん伸びていく、その較差がひどくなっていく上に、こういう政策をとったのでは、いよいよもって文化水準、行政水準の較差がひどくなるのではないか、これはいかぬと私は思うのです。行き過ぎだと思うのです。いわゆるペイする事業だけに金を回すという考え方で、都市と農村の文化的な較差をひどくする。
そのくらいのことは政府で一応何かの目安をお立てになっていませんと、今のようにむやみやたらに行政水準、行政水準という言葉を使われても、行政水準というものはどの程度かと聞けばわからぬと言う。これでは議論にならない。政府の立てている行政水準というものは一体どの程度か。